XML > XML > DTD(Document Type Definition)
DTD とは
XML 文章のスキーマ設計を行うためのスキーマ言語の1つであり、
XML 文章内の各要素の構造を表す。
(書式) <!DOCTYPE ルート要素名[ 定義内容 ]> (例) <!DOCTYPE product[ <!ELEMENT product(name, price)> <!ELEMENT name(#PCDATA)> <!ELEMENT price(#PCDATA)> ]> |
DTD 宣言
DTD の宣言は以下の種類がある。
種類 | 書式 | 内容 |
---|---|---|
要素型宣言 | <!ELEMENT ・・・> | 要素名や、出現パターンを宣言 |
属性リスト宣言 | <!ATTLIST ・・・> | 要素に含まれる属性名、属性の型、デフォルト値を宣言 |
実体宣言 | <!ENTITY ・・・> | 置換文字列や外部ファイルをXML文書から参照する場合に記述 |
記法宣言 | <!NOTATION ・・・> | 実体宣言で宣言している外部ファイルのうち XML 構文解析の対象としない外部ファイル(画像データファイルなど)を 参照する場合、そのファイル形式について宣言 |
DOCTYPE
DOCTYPE にはルート要素名を記述する。
(書式) <!DOCTYPE ルート要素名[ 定義内容 ]> (例) <!DOCTYPE product[ <!ELEMENT product(name, price)> <!ELEMENT name(#PCDATA)> <!ELEMENT price(#PCDATA)> ]> |