XML > XML > 構造
XML の構造
XML の仕様に基づいて作成されたデータをXML 文書(XML Document)といい、
大きく分けると以下のような形で構成される。
構成部分 | 内容 | 説明ページリンク |
---|---|---|
XML 宣言 | XML のバージョン、文字コードの指定 (省略可能) |
XML 宣言 へ遷移 |
DTD (Document Type Definition) |
要素、属性等に関しての定義 (省略可能) |
DTD へ遷移 |
XML インスタンス | 実際のデータの記述部分 | - |
(注意点)
・XML 宣言を記述する場合、XML 宣言の前にスペースや改行があってはいけない
例
XML 宣言 | <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?> | |
DTD |
<!DOCTYPE product[ <!ELEMENT product(name, price)> <!ELEMENT name(#PCDATA)> <!ELEMENT price(#PCDATA)> ]> |
|
XML インスタンス |
<product> <name>消しゴム</name> <price>60</price> </product> |
整形式 XML、妥当な XML
DTD がなく XML の仕様に従っているだけの XML 文書を
整形式 XML 文書(well-formed XML document)、
DTD があり XML の仕様に従っていてなおかつ DTD の定義にも従っている XML 文書を
妥当な XML 文書(valid XML document)という。
妥当な XML 文書は整形式 XML 文章でもある。
全ての XML文章は整形式 XML 文章でなければならない。