パラメータ | 値 (※1) | デフォルト | 説明 |
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BAD | STRING | 拡張子が.badのデータ・ファイル名 |
SQL*Loaderによって作成される不良ファイル名 挿入中にエラーとなったレコード、または形式が不適切なレコードが出力される エラーレコードがなかった場合は不良ファイルは作成されない |
BINDSIZE | NUMBER | ※2 | 従来型パスのバインド配列の最大サイズ(バイト) |
COLUMNARRAYROWS | NUMBER | ※2 | ダイレクト・パスの列配列に対する行数 |
COMMIT_DISCONTINUED | T/F | FALSE | ロードされた行は、ロードが停止してもコミットするかどうか |
CONTROL | STRING | - | SQL*Loader制御ファイル名 |
DATA | STRING | 拡張子が.datの制御ファイル名 | ロードするデータが入っているデータ・ファイルの名前 |
DIRECT | T/F | FALSE |
従来型パスまたはダイレクト・パスのどちらの方法でデータをロードするか TRUE:ダイレクト・パス・ロード FALSE:従来型パス・ロード |
DISCARD | STRING | 拡張子が.dscのデータ・ファイル名 |
SQL*Loaderで作成する廃棄ファイル名 表に挿入されず、拒否もされなかったレコードが出力される |
DISCARDMAX | NUMBER | ALL |
廃棄最大レコード数 廃棄レコード件数がここで指定した数に達するとロードは中止される DISCARDMAX=ALL だとロードは中止されない |
ERRORS | NUMBER | ※2 |
許容される最大挿入エラー件数 挿入エラー件数がここで指定した数を超えるとロードは中止される |
FILE | STRING | - |
エクステントを割り当てるデータベース・ファイル PARALLEL=TRUEの場合のみ有効 |
LOAD | NUMBER | ALL |
ロードする論理レコード数 SKIPで指定した件数のレコードをスキップした後に、ロードする論理レコード件数の最大数を指定 LOAD=ALL だと全レコードがロードされる 実際のレコード件数が指定された最大数より少ない場合でも特にエラーは発生しない |
LOG | STRING | 拡張子が.logの制御ファイル名 | SQL*Loaderによって作成されるログ・ファイル |
MULTITHREADING | T/F | ※2 | ダイレクト・パスでのマルチスレッドの使用有無 |
PARALLEL | T/F | FALSE | ダイレクト・ロード時に複数の同時セッションによって同じ表にデータをロードできるかどうか |
PARFILE | STRING | - | パラメータファイル名 |
READSIZE | NUMBER | ※2 | 読取りバッファのサイズ(バイト) |
ROWS | NUMBER | ※2 | 従来型パスのバインド配列内、またはダイレクト・パスのデータ保管の間の行数 |
SILENT | STRING | - |
以下、指定した内容の実行中に表示されるメッセージを抑制 HEADER:SQL*Loaderのヘッダー・メッセージ FEEDBACK:「commit point reached」フィードバック・メッセージ ERRORS:不良ファイルに書き込まれた場合のデータ・エラー・メッセージ DISCARDS:廃棄ファイルに書き込まれた場合のメッセージ PARTITIONS:パーティション表のダイレクト・ロード中、 ログ・ファイルに対するパーティションごとの統計情報 ALL:全て silent=(HEADER, FEEDBACK) のように複数指定可能 |
SKIP | NUMBER | 0 |
スキップする論理レコード数 ファイルの先頭から何件の論理レコードをロード対象外とするかを指定 |
STREAMSIZE | NUMBER | ※2 | ダイレクト・パスのストリーム・バッファのサイズ(バイト) |
USERID | STRING | - |
処理を実行するユーザーの接続情報 username/password[@instance][ AS SYSDBA] 形式で指定 |
句 | 説明 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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OPTIONS |
書式 OPTIONS(パラメータ名=パラメータ値 [,パラメータ名=パラメータ値,...]) コマンドライン・パラメータを指定可能 ここで指定しない場合は省略可能 半角カッコで囲む 半角カンマ区切りで複数指定可能 |
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LOAD DATA | お約束の記述 とりあえず指定しましょう |
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INFILE |
書式 INFILE 'データ・ファイル名' ["オプション"] ※データ・ファイル名はシングルクォートで囲むのにオプションはダブルクォートで囲む ややこしい・・・
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BADFILE |
書式 BADFILE 不良ファイル名 不良ファイル名 |
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DISCARDFILE |
書式 DISCARDFILE 廃棄ファイル名 廃棄ファイル名 INTO TABLE句がWHEN句を持っている場合、WHEN句に該当しなかったレコードが出力される |
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CHARACTERSET |
書式 CHARACTERSET キャラクタ・セット データ・ファイルのキャラクタ・セット |
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INTO TABLE |
書式 [ロード方法] INTO TABLE [表名]
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WHEN |
書式 WHEN (条件) ロードするデータの条件を指定 条件に一致しないデータは廃棄ファイルに出力される 条件を指定する必要がない場合は不要 表名の後に指定する (例1)第5列の値が0の行をロード WHEN (5) = '0' (例2)deptno列の値が10、job例の値がSALESの行をロード WHEN (deptno = '10') AND (job = 'SALES') |
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FIELDS |
書式 FIELDS [TERMINATED BY (区切り記号)] [OPTIONALLY] [ENCLOSED BY (囲み記号) 固定長やデータを囲む記号がない場合は指定不要
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TRAILING NULLCOLS | 指定すると列が行中に存在しない場合、その列の値はNULLとして処理される | |||||||||||||||||||||||||||||||||
項目(列)指定 |
書式 (列名 [オプション] [,列名 [オプション],...])
DATEは書式を追加することも可能でその場合は DATE(14) "YYYYMMDDHH24MISS" のように指定する |
2012/02/01 ダイレクト・パス・ロードの説明追記 2012/01/21 注意事項等追記 2010/02/17 記述ミス修正、サンプルへのリンク追加 2010/02/16 新規作成