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SYSTEMユーザ、SYSユーザ、SYSDBA権限、SYSOPER権限

SYSTEMユーザ、SYSユーザ

データベースを作成すると管理アカウントとして
SYSTEMユーザ、SYSユーザが必ず作成される

SYSTEMユーザ
・Oracleのツールで使用される追加内部表とビューの所有者
・DBAロールが付与されている
・さらに以下を除いたすべての管理機能を実行可能
 ・バックアップとリカバリ
 ・データベース・アップグレード
SYSユーザ
・データディクショナリの所有者
・DBAロールが付与されている
・SYSDBA権限が付与されている
・すべての管理機能を実行可能

SYSDBA権限、SYSOPER権限

SYSOPER権限
以下を実施することが可能
  • STARTUP(インスタンスの起動)
  • SHUTDOWN(インスタンスの停止)
  • ALTER DATABASE {OPEN | MOUNT}(データベースのオープン、マウント)
  • ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE(制御ファイルのバックアップ)
  • ALTER TABLE SPACE {BEGIN | END} BACKUP(バックアップ準備開始、終了)
  • RECOVER DATABASE(データベースのリカバリ)(※完全リカバリのみ)
  • ALTER DATABASE ARCHIVELOG(アーカイブモードへの変更)
  • RESTRICTED SESSION 権限(制限モード中のデータベースへの接続)

SYSDBA権限
以下を実施することが可能
  • SYSOPER権限で実行可能な作業全て
  • CREATE DATABASE(データベースの作成)
  • DROP DATABASE(データベースの削除)
  • RECOVER DATABASE UTIL(データベースのリカバリ)(※不完全リカバリも)
  • キャラクタセットの変更
  • DB内のあらゆるオブジェクトに対するあらゆるシステム権限

ログイン

・SYSユーザーでログインすると、SYSDBAとしてデータベースに接続することになる。
・SYSDBAまたはSYSOPER権限で接続すると、通常ユーザー名に関連付けられているスキーマではなく
 デフォルトスキーマで接続が確立される
・デフォルトスキーマはSYSDBA権限の場合はSYS、SYSOPER権限の場合はPUBLICとなる

リンク

更新履歴

2010/02/26 新規作成


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